日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・熊本

杖立温泉/熊本15



杖立温泉


杖立温泉.JPG


杖立温泉由来は、
杖をついて来た人が、温泉で健康を取り戻し、
帰る時には杖がいらない、という意味の短歌

湯に入りて 病なおれば すがりてし 
    杖立ておいて 帰る諸人


から地名となりました。


杖立川沿いの谷間に温泉旅館がずらり。


また、鯉のぼりもずらり。


川の鯉のぼりは、
杖立が発祥地で全国に広まりました。


鯉のぼりに因んで杖立温泉では、
「絵馬」ではなくて鯉の形をした「絵鯉」が有名。


鯉は恋に通じるとして「恋の成就」を願い、
杖立川にかかる「もみじ橋」に
沢山の「絵鯉」が掛っています。





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 旅先の説明板・愛媛

横山古墳群/愛媛137



横山古墳群


横山古墳群.JPG


この古墳は
新居浜市立中萩中学校
西入口の所にある。


説明板を探すが見つからない。


ただ、
「市指定史跡 横山古墳群」と
書いた標柱があるだけである。


それ故説明出来ないが、
戦後間もないころの
思い出があるので取り上げた。


この辺は
雑木林の丘陵地帯であった。


戦後、
ここに中萩中学校を建てるというので
整地にきたことがある。


その時に
土器片がたくさん出土した。


その当時思ったことは、
ここは昔の人の
ゴミ捨て場であったと思った。


現在であれば、
丁寧に拾い集めたのにと思う。






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 旅先の説明板・愛媛

つづら淵/愛媛136



つづら淵


新居浜市の繁華街、
昭和通りの若水町
清水がコンコンと湧き出ている所がある。


説明板によると、
奈良時代には
新居の庄は東大寺の荘園となり、

荘園で作られた米穀を
収納する津倉があったとされている。


この辺りの一帯には、
清水が湧き出る広く深い淵があり、

これをつづら淵と呼び、
神龍が住むといわれ、
干天続きの時には、農民が笹ケ峰に登山し、
八合目の月日の神水を汲んで持ち帰り、

このに投入すると、
を恵んでくださると伝えられている。


一宮神社では、
毎年1月7日早暁に、
この淵において宮司が祝詞を奏し、

霊泉のを汲んで持ち帰り、
神前に献上し、神餞を調理する。


これを「若水取りの神事」といったことから、
この辺りの地名を「若水町」と呼ぶようになり、

また、「津倉」がなまって
つづら」と呼ぶようになった。


現在では、「若水取りの神事」は
新居浜の冬の風物詩として親しまれ、

昭和53年4月6日、市の史跡に指定され、
平成20年6月25日に
環境省より「平成の名水百選」にも選定された。



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