日本全国名所巡りの旅

 旅先の説明板・滋賀

彦根城の天守閣/滋賀11



彦根城の天守閣


彦根城.JPG


彦根城とその城下町の建設は、
慶長9年(1604)に始まり、
20年近い歳月をへて完成しました。


その中心をなしたのが、天守のある本丸です。


現在の本丸には
天守の建物しか残っていませんが、
以前は藩主の居館である「御広間」や
宝蔵」そして「着見櫓」なども建っていました。


天守は3階3重つまり、
3階建て3重の屋根で構成されています。


規模は比較的小ぶりですが、

屋根は
切妻破風
入母屋破風
唐破風」を多様に配しており、

2階と3階には「花頭窓

3階には高欄付きの
廻縁」を巡らせるなど外観に重きを置き、

変化に富んだ美しい姿を見せています。


天守の建物構造は、
通し柱を用いないで、
各階ごとに積み上げていく方式をとっており、
全体として櫓の上に高欄を付けた
望櫓を乗せる古い形式を残しています。


昭和32年(1957)から
35年にかけて行われた解体修理により、
墨書のある建築材が発見され、
天守の完成が
慶長12年(1607)である
ことが判明しました。


また、建築材を克明に調査した結果、
もともと5階4重の天守を
移築した
ものであることも分かりました。


井伊家の歴史を記した「井伊年譜」には、
天守は京極家の大津城(滋賀県)の殿守也」とあります。


江戸時代(1596〜1867)には
藩主が天守を訪れることもなく、
ここには歴代藩主の甲冑が収録されており、

軍用というよりも、
城下から見上げる彦根藩の象徴
という役割を担っていたようです。


(蛇足)

外観の美しさに対して、中は、まるきり反対。


階段は急で、
手すりが無かったら怖くて登れないだろう。


しかし、天守閣からの眺めは素晴らしいです。