旅先の説明板・滋賀
彦根城の登り石垣/滋賀13
<彦根城の登り石垣>
彦根城には、
全国的にも珍しい
「登り石垣」が5ケ所に築かれています。
登り石垣は、文字どおり
山の斜面を登るように築かれた石垣です。
斜面をよく見ていただくと、
高さ1mほどの石垣が鐘の丸に向かって
伸びているのがご覧いただけると思います。
石垣に向かって
左側が窪んでいるのは「竪掘」で、
登り石垣とともに、斜面を移動する
敵の動きを阻止する目的で築かれました。
かってこの石垣の上には、
さらに瓦塀が乗っていたようです。
登り石垣は、
豊臣秀吉が晩年に行った朝鮮出兵の際、
朝鮮各地で日本軍が築いた
「倭城」において顕著に見られる城郭遺構です。
日本では
洲本城(兵庫県)や松山城(愛媛県)など
限られた城にしか見ることができません。
(蛇足)
・・・・・登り石垣の現状について・・・・・
■彦根城は、
現在も良好な状態で残っています。
■松山城は、
国内最大級の登り石垣であるが、
北側の部分は、取り壊されており、
保存状態はよくない。
南側だけが完全な状態で残っている。
■洲本城は、取り壊されており、
石垣の保存状態はよくない。

