旅先の説明板・滋賀
彦根城の佐和口多聞櫓/滋賀18
<彦根城の佐和口多聞櫓>
「いろは松」に沿った
登城道の正面に佐和口があり、
その枡形を囲むように
築かれているのが佐和口多聞櫓です。
佐和口は
南の京橋口
西の船町口
北の長橋口とともに
彦根城の重要な城門の一つです。
重要文化財になっている
佐和口多聞櫓は、
佐和口に向かって左翼に伸びており、
その端に
二階二重の櫓が建ち、
多聞櫓に連接しています。
多聞櫓は、
長い平屋が特徴的な櫓の一種で、
「多聞」の名は
戦国武将の松永久秀の
多聞城(奈良県)で
初めて築かれたことに由来する。
佐和口の多聞櫓は、
佐和口の枡形を囲むように
二度曲折する長屋となっています。
この櫓の内部は7つに区画され、
中堀に向かって
△と口の狭間が交互に配置されています。
佐和口多聞櫓の建立について
詳しいことはわかっていませんが、
彦根城がおおよそ、その完成をみた
元和8年(1622)までには
建てられていたと考えられます。
その後、
明和4年(1767)に
城内で発生した火災で類焼し、
現在の建物は、
昭和6年(1931)から
8年にかけて再建されたものです。
(蛇足)
「いろは松」とは、
表門橋に向かう中堀の沿道の松並木で
47本あったので、
(いろは47文字)この名が付けられました。

