旅先の説明板・滋賀
彦根城の狭間/滋賀24
<彦根城の狭間>
天守の壁に設けられた
小さな攻撃用の穴を狭間と言います。
狭間には
弓を射る「矢狭間」と
火縄銃を放つ「鉄砲狭間」があります。
矢狭間は縦長の長方形、
鉄砲狭間は三角形や
正方形に近い方形に切られています。
これらの狭間は、
いずれも板枠を壁に埋め込んで製作しますが、
彦根城の天守では
外面を壁土で塗り塞いで敵を欺く
「隠し狭間」となっています。
各狭間の高さは、
矢狭間が弓の丈の関係で
比較的高い位置に切られているのに対して、
鉄砲狭間は火縄銃を伏せた姿勢でするため、
概して低い位置に切っています。
また、各狭間の間隔は、
1間に1つずつ配置する例が多いのですが、
彦根城の天守では、
より密に半間に1つとしています。
(蛇足)
1間は約2mです。
三角形の狭間を「鎬(シノギ)狭間」、
四角形の狭間を「箱狭間」とも言います。

