日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・徳島

大歩危(オオボケ) /徳島3



大歩危(オオボケ)

大歩危.jpg


大歩危は、
吉野川の激流によって削られた渓谷で、

下流の小歩危と共に
大歩危・小歩危」と呼ばれることが多い。


ガイドの説明に
「大歩危は、大股で歩くと危険」だとか
「小歩危は、小股で歩いても危険」と
漢字の意味から言っているが、

昔から今の漢字を使っていたのではなく
間違いである。


文化12年(1815)の記録には、
大嶂」と書かれていた。


後に、小歩危に合わせて
「大歩危」と表記するようになったのである。


なお、「ほけ」は
古い言葉で断崖を意味する。