<率川神社>
当神社は、
推古天皇元年(593)に
大神君白堤がお祀り申上げた
奈良市に於ける最古の神社であります。
三枝祭とは、
白酒・黒酒の酒樽に、
本社三輪山でとれた笹百合の花
(古名サイグサ)を飾って
お祭りするところから起こった名前。
文武天皇の大宝年間(701)
から伝わる古式の神事で、
お供えの百合の花は、疫病除けとして
参拝者は競って乞い受けるものであります。
尚当社は、
子守明神ともいわれ、
安産・育児の神として篤い信仰をあつめています。
(蛇足)
率川(イサガワ)神社は、
父・姫・母と3つの社が並んでいて
子供を見守るようなので、
子守明神ともいわれています。
6月17日のゆり祭りには、
ゆり姫の稚児行列が街を練り歩きます。