白秋詩碑苑／福岡１４

＜白秋詩碑苑＞



北原白秋の母校、
矢留小学校に隣接する
約2.300平方メートルの詩碑苑。


苑内には
白秋を敬愛した人々の尽力により建てられた
「帰去来の詩碑」や、
白秋の詩歌に詠まれた「からたち」など、
多くの樹木が配されています。


詩碑は、
この地方に建てられた文学碑の中でも最も古く、

白秋6回忌の
昭和23年（1948）11月2日に除幕されました。


設計は、
白秋と親しかった画家恩地孝四郎氏の手により
白秋最後の思郷の詩が刻まれています。

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旧戸島家住宅／福岡１３

＜旧戸島家住宅＞


寛政年間（1789−1800）
立花藩勘定方・吉田舎人兼儔が建てた
萱葺入母屋平屋の茶室と
それに付随した庭園。


のちに藩主に献上して
藩主の茶室として利用されてきたものです。


庭園は320平方メートル。


掘割の水を引き入れて造られた築山山水で、
瓢箪形の池を中心に梅を配し、
苔むした庭石と調和して、閑雅な趣を見せています。


また、茶室にも
古風なあしらいが見られ、
県文化財の指定を受けています。

船小屋温泉　ホテル樋口軒

北原白秋生家／福岡１２

＜北原白秋生家＞


北原白秋は、
明治18年（1885）1月25日、
柳川市沖端に生まれました。


白秋の生家は明治33年（1900）の
大火で焼失しましたが、
昭和44年（1969）に残った家屋を復元。


柳川をこよなく愛した
白秋の文学資料、遺品を展示し、
公開しています。


昭和60年（1985）には、
白秋生誕100年記念事業として
敷地内に歴史民俗資料館を開館。


柳川の歴史や漁業、民俗から、
北原白秋の世界までを展示、

室ごとに構成して資料を公開し、
北原白秋を深く理解する上で
欠かせない資料館となっています。

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