日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・佐賀

名護屋城博物館/佐賀2



名護屋城博物館



佐賀県立名護屋城博物館は、
特別史跡
名護屋城跡並びに陣跡」の保存整備事業と、

文禄の役慶長の役
及び日本列島朝鮮半島との
長い交流の歴史を調査・研究・展示・紹介などをし、

日韓の学術・文化の交流拠点となることを目的として
平成5年(1993)10月に開館した。


保存整備事業は、
城郭遺跡群の特徴を持つ名護屋城跡
諸大名の陣跡遺跡の発掘・保存整備に取り組み、

日本列島と朝鮮半島の交流史」を
テーマとした常設展示を中心に、

朝鮮半島の文化、
唐津・松浦の歴史・文化などを
題材とした展示を随時開催している。





 旅先の説明板・佐賀

名護屋城跡/佐賀1



名護屋城跡



名護屋城跡.jpg


名護屋城
豊臣秀吉朝鮮出兵
(文禄・慶長の役)に際して

出兵の拠点として、
松浦党の名護屋氏の居城に、
天正19(1591)、
五重七階の壮大な城を築きました。


当時では大阪城に次ぐ規模でした。


周囲には
130以上の諸大名の陣屋も構築され、

全国から
20万人を越える人々が集まりました。


文禄元年(1592)の開戦から
秀吉の死で諸大名が撤退するまで、
7年間大陸侵攻の拠点となったのです。


秀吉の死後、
朝鮮への進攻は中止・廃城となり、

慶長3年(1598)、
建物は唐津城移築されました。


また、石垣も
島原の乱後、一揆などの
立て篭もりを防ぐために壊されました。


名護屋城跡は、昭和30年(1955)、
特別史跡に指定され、
平成18年(2006)には、
日本100名城の87番に選定されています。


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