日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・静岡

河津七滝/静岡33



河津七滝

河津七滝.JPG


河津七滝とは、
河津川にある大小七つの滝の総称である。


その滝の名は、上流から
・釜滝
・エビ滝
・ヘビ滝
・初景滝
・カニ滝
・出会い滝
・大滝
   の順で、その中で
最も大きな滝は大滝で、高さ30mある。


ヘビ滝の岩の模様は、ヘビの鱗に似ているし、
エビ滝の流れは、エビの尾鰭に似ている。


河津ではを「だる」という。


昔、滝を「たれる」といい、
それから「たる」となり
だる」となったのである。

<蛇足>

写真の「伊豆の踊り子」のブロンズ像は、
初景滝にある。

ここはシャッターポイントなので、
大勢の人が次から次と写真を撮っていた。


タグ:河津七滝

 旅先の説明板・静岡

浄蓮の滝/静岡32



浄蓮の滝


浄蓮の滝.JPG


浄蓮の滝の名の由来は、
昔、この滝の近くに
浄蓮寺」という寺があったので
浄蓮の滝」と呼ばれた。


柱状節理の岩肌を流れ落ちる
滝の落差は25m


滝の幅は7m


伊豆を一躍有名にしたのは、
文豪・川端康成の「伊豆の踊り子」で、

二人並んで
天城山を指差している像があり、

また、演歌歌手・石川さゆり
天城越え」の歌碑もある。


<蛇足>

滝壺には女郎蜘蛛が棲む
という伝説の説明文があった。


概略をいうと、

昔、
が落としたを取りに滝壺に潜ると、
美しい女性と出会う。


このことを誰にも言わぬと約束したが、

村人から
「滝の女郎蜘蛛だ」と聞き、

会ったことを話すと、
樵はたちまち深い眠りについた。


タグ:浄蓮の滝

 旅先の説明板・静岡

沼津御用邸記念公園/静岡31



沼津御用邸記念公園


沼津御用邸記念公園.JPG


沼津御用邸は、
明治26年(1893)に造営され、
昭和44年(1970)に廃止されました。


昭和45年(1971)からは記念公園となり、
庭園や建物が一般に公開されました。


東付属邸は、文化活動の施設となり、
西付属邸は、家具・調度品まで
当時のままに復元され、
皇室の生活を見ることができます。


また本邸は、
歴史民俗資料館となり、

この地方の
・漁業の道具
・産業の道具
・農耕の資料などが展示されています。


<蛇足>

沼津御用邸は、
温暖な気候の駿河湾に面した
広大な松林の中にあります。


北の方向には富士山が見える風光明媚な地で、
明治時代の元勲の別荘がありました。