日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・大阪

石切劔箭神社発祥の由緒/大阪6



石切劔箭神社発祥の由緒


石切劔箭神社.jpg


東大阪市にある石切劔箭神社の発祥は、
神武天皇即位の翌年、すなわち
神武紀元2年といい伝えられております。


御神祭は、
先代旧事記に記されている
饒速日(ニギハヤヒ)尊と、その御子の
可美真手(ウマシマテ)命の御二柱で、

私達日本の国の発祥にあたる
大和建国に御功績がありました。



そのはじめ饒速日尊は、
神武天皇の御東征に先立ち
天照大神から十種の瑞宝をさずかり

大和建国の任務を
天磐船(アマノイワフネ)に乗り
生駒山に天下りになりました。


ところが大和地方には、
長髄彦(ナガスネヒコ)を頭とする
先住士族が勢力を張っていましたが、
尊に帰順、

尊は長髄彦の妹
登美夜毘売(トミヤヒメ)をめとられ、
お生まれになったのが可美真手であり、

命御父のご遺訓を守り、
大和地方の治政に尽力、

又、天皇の儀衛と
御一族の物部氏を率いて建国に尽力され、
ご立派な御徳を有されたお方であります。


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法善寺/大阪5



法善寺


神戸の西代(ニシダイ)からの帰りに
時間待ちのため、
難波に途中下車して、
久しぶりに心斎橋筋を歩いてみたが、

以前に比べて、
アジア系の観光客がやたらと目につきました。


人混みが激しいので、
石畳の路地に入ると、そこは、

織田作之助の小説
夫婦善哉」の舞台として有名な
法善寺横丁」でした。


昭和30年代に大流行した
歌謡曲「月の法善寺横丁」でも有名です。


法善寺」は、
寛永13年(1637)建立の
浄土宗のお寺で、

本尊は阿弥陀如来ですが、
有名なのは水掛不動です。


頭から水をかけるので
全身苔むして、
どんなお顔かわかりません。



江戸時代(1596〜1867)は、
この付近に
晒し台、磔台、獄門台などある
刑場がありました。


この寺は、
刑場の無縁仏のために
1000日念仏が行なわれたので
千日寺」とも言います。


それでこの寺の前を
千日前」と言うのです。


刑場は、
明治になって廃止され、
跡は繁華街となりました。


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戎橋のレリーフ/大阪4



戎橋のレリーフ


戎橋 
   白粉(オシロイ)紙を
              散らす恋

                    水府



戎橋のレリーフ.JPG



(蛇足)

くいだおれ」が閉店するというので、
くいだおれ太郎」を見に道頓堀に行ってきました。


道頓堀は少しも変わっていませんでしたが、
ただ一つ、戎橋が変わったと思いました。


戎橋のレリーフをよく見ると、
平成20年3月となつています。


出来たてのホヤホヤではありませんか。


道頓堀に架かるこの橋は、
グリコのネオンで有名ですが、
阪神タイガースが優勝した時は、
この橋から若者が、
次から次と道頓堀に飛び込みました。


また、
若い女性を追っかけてナンパするので、
ひっかけ橋」とも云われました。


この綺麗な新しい橋は、
飛び込みや・ナンパの名所などの悪名を払拭して、
素晴らしい場所になればいいのですが、
はてな、どうなるでしょうか。