日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・兵庫

株湯/兵庫30



株湯

株湯.JPG


この常夜灯風の建物の中には、
湯村温泉元湯
株湯」と呼ばれる泉源があります。


この株湯は、
荒湯」がブクブクと湧出するのとは対照的に、
摂氏98度の温泉が
毎分300リットル静かに湧出しており、

薬師湯」と
リフレッシュパークゆむら」で使用しています。


湯村温泉には49箇所の泉源があり
全体で毎分約2.200リットルの温泉が湧出しており、

この豊富な湯量を利用し、
湯地区約500世帯に温泉を配湯しています。


各家庭では
蛇口を開くと約60度の温泉が
いつでも使用できるようになっています。


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荒湯/兵庫29



荒湯


荒湯.JPG


湯村温泉は、
天台座主第3世慈覚大師(平安初期)の
開発と伝えられる自噴泉で
古来「荒湯」として知られている。


泉質は
無色・透明・無味・無臭・アルカリ性の単純泉で、
温度も摂氏98度と高く、
豊富な湧出量を誇っている。


そのため
浴用・飲用・茹もの・治療用等に利用され、
昭和44年より湯区内の家庭に
この温泉が送湯
され、恩恵を受けている。


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湯村温泉/兵庫28



湯村温泉


湯村温泉は、
嘉祥元年(848)
天台座主第3世慈覚大師によって
開発されたといわれる古い温泉です。


開湯以来、
泉量、泉質ともに少しの衰えも見せず、
摂氏98度の熱く豊かなお湯を
今なお豊富に提供し続けています。


源泉数は約60ヶ所あり、
湯村温泉全体の源泉湧出量は
1分間に約2.3リットルです。


このお湯は
掘削して汲み上げているのではなく
自噴しているもので、
花崗岩をきる湯村断層
起因する温泉と思われています。


また、湯村温泉は
泉質に重曹を含むため、
温泉の成分が料理に適すとされています。