<越前竹人形の里>
坂井市丸岡町にある
「越前竹人形の里」は、
北陸自動車道丸岡IC下車約10分の所にある。
竹は植物の中でも最も成長が速く、
古来より良質の竹は
門松や地鎮祭に使われてきたが、
特に福井の竹は良質である。
それで、
この地方では雪に閉ざされた冬には、
家の中で竹籠づくりが盛んであった。
このような歴史的背景から
竹の博物館
「越前竹人形の里」が誕生したのである。
前身は師田黎明が創立した「白樹舎」。
竹細工職人が、それぞれ
作品を持ち込み販売したのが始まりである。
竹人形の始まりは、
廃材として出る竹を使い余技として、
たまたま作ったのが竹人形。
昭和27年(1952)のことであった。
竹人形の髪の毛は、
0.2mmの細さまで割り続ける職人の技。
竹細工実習室では、
職人の指導の元、
竹人形を自分で作ることが出来きる。
また、食堂では、
竹の器で「笹うどん」を食することが出来て、
竹の効能に触れることが出来る。
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