日本全国名所巡りの旅


 旅先の説明板・岐阜

関ヶ原 母衣/岐阜14



関ヶ原 母衣


母の小袖を「ホロ」に懸けた事から
母衣と云われておりますが、

母衣は保呂篭
金紗とか、色無地の絹絞に名字等を記して、

之を御前のダシと云う
物立串を以っての後に差したもので、
関ヶ原の戦いには多く見られた。


古くから
之が最後の戦場と思う時、
必ず母衣を懸けて出陣した
ものです。


 旅先の説明板・岐阜

関ヶ原 竹矢来/岐阜13



関ヶ原 竹矢来


長さ8尺程(約2m50cm)の
の先を削り、
横木と結付けて、
杭に縛って敵を防ぐ陣具の一つである。


井形に組んだものを「」と云い、
筋違いに組んだものを「虎落とし」と云う。


関ヶ原の合戦においては、
石田陣、島津陣、大谷陣の前面に作られました。


 旅先の説明板・岐阜

関ヶ原 床几場/岐阜12



関ヶ原 床几場


徳川家康最後の陣地で、
付近一帯を陣場野と呼んでいる。


また、
ここで首実検もしているので、
首実検所ともいっている。


赤坂の岡山から
関ヶ原へ軍を進めた家康は、
最初桃配山に本陣をおいたが、
午前9時頃には、町の東端に進出した。


更に午前11時過ぎには、
ここに陣を進めている。


ここは家康にとって、
関ヶ原の役大勝の由緒あるところであるから、
幕府の鎮守竹中に命じて、
その保存施設を講じせしめている。